60周年をむかえた全労済の歴史

60周年を迎えた全労済

全労済は2017年の9月に団体が創立してから60周年を迎えました。

これほどの長い期間、この団体が共済事業を行なうことができたのは、団体を支える多くの組合員の努力と信頼があったからです。

全労済では互いに助け合って豊かで安心できる社会を作ることを目標に、活動を続けてきましたが、この60年の間には実にさまざまな出来事が起こりました。

全労済が設立されたのは1957年のことで、団体が一番初めに開始した共済事業は、組合員が火災に遭った時の共済です。

この火災に対する共済の歴史は非常に古く、団体が設立された年の3年前からすでに行なわれています。

その後団体ではさまざまな種類の共済を手がけて、組合員がより充実した生活を送るための手助けをしていったのですが、そうしたサービスのさきがけとなったのが、1962年に開始された総合共済です。

1965年には団体生命共済も開始され、個人で加入するだけでなく、よりさまざまな形で共済を利用できるようになりました。

日本の経済発展が進んで、車を利用する人の数も飛躍的に多くなっていきましたが、そうした社会のニーズに対応するために、団体では1967年から交通災害共済も始められました。

1980年代以降の全労済

1980年からは自動車共済も始められ、車を運転する組合員のためのサポートも充実します。

この1980年という年はそれ以外にも、全労済にとっては重要な意味を持っている年であり、それはこの年から生活保障設計運動がスタートしたからです。

これは組合員が抱えている生活に対する不安を、組合員とともに考え設計していくという内容の運動です。

こうした目的のために、組合員が生活の悩みなどを、よりしっかりと相談できるような環境が団体内に整えられていきました。

1983年にはこくみん共済が開始されましたが、これは現在まで続く団体の人気商品となっています。

この共済を利用する組合員の数も商品販売からわずか数年間で飛躍的に増加し、3年後の1986年には早くも加入者が100万人を上回りました。

こうした反響を受けて、組合ではさらに共済の種類を充実することに努め、1988年には総合医療共済が開始されました。

またこの年にはスペースゼロというホールも設立されて、このホールでは組合の事業に関する催し物などが、よく開催されています。

1990年代になると日本では国民の価値観やライフスタイルがより多様化されていきますが、そうした社会のニーズに対応するために、終身共済が開始されます。

あと、住まいを守る住まいる共済も人気商品です。火災や地震で故障した家電や家具などを補償してもらえます。
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